こんばんは!
僕が実演販売士として仕事をしてきた中で企業さま・個人さま問わず一番聞かれることが多かったのが、“トークのコツ”です。
実際にセミナー・企業研修などでお伝えすることが多いのですが、
✅営業職についていてトーク力を上げたい
✅人と話すのが苦手で克服したい
✅人とのコミュニケーションで摩擦が生じる
という方が非常に多いように感じます。
最近ではSNSも発達しており、よりコンパクトにより的確にコミュニケーションをとることが求められていますね。
今回は実演販売士が意識しているトーク術のコツについて書いていきます。
SNSやテレビ出演の際も今回お伝えすることを意識しています。
対面でもオンラインでも是非意識して見てください。
少しでも参考になれば嬉しいです!
実演販売士が意識するコミュニケーションのコツ
プレゼンテーション・コミュニケーションの目的を考える
まず前提としてプレゼンテーションやコミュニケーションの目的を考えましょう。
プレゼンテーションにしろコミュニケーションにしろ、大体の人が”自分が話すこと”に意識がいきがちです。
しかし重要なのは、”相手に行動をしてもらうこと“です。
実演販売であれば、お客様に商品をご購入していただけなければ意味がないですし、営業もそうですね!お客様に成約頂いて初めて意味があります。
会社内のコミュニケーションであれば企画を通すためには上司に動いてもらわなければなりませんし、部下に指示を出しても部下が行動しなければ意味がありません。
家族間のコミュニケーションでも基本は相手に動いてもらうことが大切です。
このようにプレゼンテーション・コミュニケーションは”相手の行動を促すこと”が目的となります。
自分の気持ちをただ話したい場合もあるかもしれませんが、まずはこのプレゼンテーション・コミュニケーションでどういった行動をしてもらいたいのかしっかり考えるようにしましょう。
台本を構築する
アドリブに見える実演販売士の口上も実は台本にしたためられています。
台本構築のポイントはYouTubeでも公開していますので是非参考にして見てください。
初めて扱う商品はもちろん台本を作りますし、メーカーさまへお仕事をいただきに営業に行く際も台本を構築してから臨んでいます。
台本を構築せずに話し始めてしまうと
✅話が右往左往する
✅結論がわからずに何が言いたいのかわからない
✅主語述語や接続詞が適切でなく本意と違う受け取り方をされてしまう
このようなことになりかねません。
短いコミュニケーションでも台本を用意することで自分の思いをしっかり伝えることができます。
情報を集める
台本構築やトークの際に重要なのが”情報“を集めることです。
トークでつまずく人はこれをやっていない場合が多い…
商品や話したい内容に関して情報を集めることで、質問にも的確に応えることができますし、何よりも台本構築でもより伝わる台本を作ることが可能です。
今はスマホひとつあれば情報を取得することが可能です。
その中で特に注意したいのが、
✅情報は原典を当たり”引用”する
✅最新情報にアップデートしておく
✅マインドマップなどで情報を一枚にまとめる
ということです。
情報が溢れかえっているため、根拠のない情報も散見されます。
今回のコロナ禍で露骨になりましたが、無責任に情報を拡散してしまう人も多いんですね…
本人に悪気はないと思いますが…
コロナに関する情報で言えば、厚生労働省など正規機関が出している情報、医者など専門家が出している情報、学術的な研究論文などを参考にすべきですよね。
FacebookにしろTwitterにしろ「俺(私)はこう思う!」みたいな情報が溢れかえっていますが、引用元の提示がない場合がほとんどです。
自分がコミュニケーションをとるということは相手に誤った情報を伝えてしまう可能性があることを心に留めておきましょう。
原典にあたり、最新情報を集めたら、マインドマップなどで1枚にまとめるようにしましょう。
無機質な情報もマインドマップなどで可視化すると有機的に繋がり、頭に入りやすくなります。
プレゼンテーション・コミュニケーションでも”準備”が大切
色々と書いてきましたが、プレゼンテーション・コミュニケーションでは準備が何より大切です。
「ただ話すだけ」と軽くとらえずに、準備をしっかりと行うことで自分の望む結果を手にできる可能性はグッとあがります。
今回書いた内容をぜひ実践して見てくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでもお役に立てたら幸いです!
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